お勧め絵本の紹介:おべんとうバス
子供たちが好きな絵本を紹介していきたいと思います。
最初は幼児向けですが、真珠まりこさんの『おべんとうバス』です。
1歳くらいから楽しめる絵本だと思います。次男のRくんが最近大好きですが、長男のYくんもいまだに好きです。
お弁当のおかずが1つずつ点呼されバスに乗り込み、ピクニックに出かけます。
1歳くらいから読み始めても、最初はただ聞いているだけでした。けれど毎日のように読み聞かせていると、子供がおかずになったつもりで点呼に対して「はぁ~い」と返事をするようになりました。そのうち乗り込む順番を覚えるので、「次は誰かな?」と聞くと「ブロッコリーくん!」とか「おにぎりさんたち」と元気な答えが返ってくるようになりました。
とても短いお話ですが、子供と一緒に楽しめて、子供の成長を感じられる絵本だと思います。
読むときのぼくの工夫としては、
・読む前に表紙の各おかずを指差して、「これは○○くんだね~これは△△ちゃんだよね」と教えることで登場人物を認識させる
・上記の登場人物紹介に馴染んできたら、「これは誰だっけ?」と子供に考えさせてみる
・各おかずが返事をするとき、読み手であるぼくは元気よく「はぁ~い」と言う。またおかずによって声音を変えて子供を楽しませる
・既に書いたように「次は誰だっけ?」とか、「○○くんは何色かな?」と文章にないことでも子供とのコミュニケーションの材料にする
・挿し絵も各おかずの表情が変わったりするので、そこに気づかせるように促す
・読み終わった後、裏表紙も見せて各おかずが「何してるのかな?」と子供に聞いてみる
といったことです。
子供たちは食べ物に興味を抱くようになり、食育にも良い影響を与えていると思います。